オマーン 

青い海には、イルカの群れ

砂浜にはウミガメ

そして、広大な砂漠とワジ

オアシス、乳香、アム・アージュ

シンドバットに思いを馳せる

知られざる魅力に溢れるオマーン

 



         ルブアリハリ砂漠・ワヒバ砂漠

アラビア半島のほとんどを占めている広大な砂漠の面積は、大よそ2,330,000平方km。非常に乾燥した気候ですが、高温から、その季節により夜間は凍結するなど、気温差は大変に激しく地域です。そんな中で生息しているのは、ガゼル、オリックスなど、厳しい環境の中でも生息できる砂漠に適した生物のみとなります。中央部のダハナ砂漠は、サウジアラビア北部の内陸部に位置するネフド砂漠と、アラビア半島南部の約3分の1を占める世界最大級のルブアルハリ砂漠とを結んでいます。ワヒバ砂漠はオマーンの東部に広がり、面積は大よそ12,500平方km。マスカットから比較的アクセスしやすい砂漠です。その名前の由来はバニワヒバ族からきています。ルブアルハリ砂漠は、アラビア半島南側の約 3分の1を占める世界最大級の砂漠で、サウジアラビアの南部、オマーン、アラブ首長国連邦(UAE)、イエメンの4か国に広がっています。ルブアルハリ砂漠は、長さが約1000キロメートル、幅が約500キロメートルで、ベドゥインも内部まで足を踏み入れることはあまりなく、大部分が最近まで探検されていませんでした。真夏でも夜は、氷点下、日中は50度以上に達することもあり、300メートル以上の高さの砂丘も存在し、地球上での近寄り難い環境の地域の1つと言われています。