古代遺跡、イスラム文化、アラ      ブ文化、美しい砂漠とオアシ

 ス、 透明度の高い海・・・

 魅力あふれるエジプトは、

 2度、3度と訪れても、きっと

 新しい発見が待っいる! 

憎めないエジプシャン達と

出会い、大自然に触れ、 

古代遺跡を訪ねれば、

きっとまたエジプトに

戻りたくなる

 



エジプトの土産


アスワン、ルクソールからナイル川を下り、カイロを経てアレキサンドリアへと運ばれ、地中海を渡ってヨーロッパへと入っていった。その頃、現在のカイロ・イスラム地区にマドラサ、モスク等が建てられ、 しだいに人々が集まって来るようになり生活物資を売買する市場、すなわち、スークが開かれるようになった。 もともとスー クは、業種ごとにかたまって多数の店が商売をしていた場所で、19世紀、それらの店が ひとつの集合体として整備され、ハンハリーリ−が出来上がった。 ハンハリーリはエジプト最大の面積を持つ市場なのですが、ツーリスト相手の観光スポットとして、商品には定価はなく、買い物は交渉制。ジャパニーズプライス、アメリカンプライスというような、国籍価格が存在する。また、品物の質に関しても保障のない物も多いようである。

買い物の交渉・値切り方は ・・・

観光地はどこも、同じような物を売っている店が多い。一通り軽く見て回り、これぞと思う店を決めて中に入り交渉スタート。相手が最初に提示してきた値段の4分の1から3分の1くらいの値段より交渉スタート。腰をすえてゆっくりと交渉を進める。

エジプトの習慣で、お店によっては、コーラーなどの飲み物が出されることもあるが、これは単なる習慣で飲み物を頂いたからといって気を使う必要はない。いくらその品物が欲しくても、満面に『欲しい!』サインを出してしまうと、相手もプロなので気付かれてしまう。ぐっとこらえて強気の姿勢。

どうしても相手が、こちらの提示値段に折れてくれなければ店を出ましょう。そうすればほと んどの相手は追いかけて来る。そして、手を変え品を変え、再び熱心な説得にでるが、ここまでくればこちらも譲らず・・・。最終的にはこちらの値段を受け入れるでしょう。ただし、中には交渉してもほとんど負けない、最初から高い値段を付けていない良心的な店もあるので注意。 にかく時間をかけてのやりとりには、エネルギーもかなり使います。

ゲーム感覚で駆け引きを楽しまないと疲れます。そして、後でもし同じ物をもっと安く売っている店を見つけても決して後悔しないこと。

アラバスターの置物

古代エジプトの神々・歴史上の王、王妃達をモチーフにした大小さまざまな置物がある。ツタンカーメン・ピラミットなどは定番。お持ち帰りにはちょっと重いかもしれません。

ガラベイヤ

エジプト綿を素材とした長袖(半袖)で丈の長い民族衣装。暑い夏でも通気性がよく涼しく、エジプトでは男性女性を問わず、街角でガラベイヤを身に着けている人をよく見かける。今では、綿素材だけではなく化繊の物も多いが、女性のガラベイヤは、豪華な刺繍を施した物も多い、丈が長く体全体を包むので、埃りよけにもなる。 

子供用もあり、これがなかなかかわいい・・・ イスラム圏なので、イスラムの習慣から出来てきた服装ではないか・・・?!人前で肌を見せない! ギザの郊外に位置するケルダーサには、ガラベイヤの卸売り店が並んでおり、材質の良いガラベーヤをお値打ちに買い求めることが出来る。

エジプト綿のT−シャツ

エジプトでは昔から上質の綿が生産されている。 そのエジプト綿よりつくられたT-シャツ。T-シャツには、エジプトゆかりの人物等の絵柄が描かれていたり、カルトゥーシュの絵柄の中に、ヒエログリフで自分の名前を刺繍してくれたりする店もある。エジプトでは綿製品は質の良い品物物も多い。ただし、スークでの安売りT−シャツは、洗濯するとすぐ色落ちしてしまう場合が多い。 アクセサリーのカルトゥーシュと同じようにヒエログリフで名前をT−シャツに刺繍してくれるお店もある。エジプトらしいお土産になるかもしれません。 

絨毯

遊牧民の工芸。サッカーラ方面に行くと子供達のカーペットスクールなどもあり、そちらの直営のカーペットショップも多い。綿・ラクダ・羊の毛から作られた物・シルクの物など材質は色々・・・ラクダの毛から作られたカーペットなどはなかなか面白いのでは・・・シルクのものは、エジプトの特産ではない。

 

パピルス

カヤツリグサ科の多年生の植物で、水辺に生育する。高さは2〜3メートルから、それ以上にもなる 場合がある。古代の頃には、ナイル川流域やシリヤなどにも沢山自生していた。現在でもわずかでは あるが古代遺跡の中などに自生している。このパピルスの茎を適当な長さに切り揃え、皮を剥き、芯 の部分を薄く切て一定の方向に敷き並べる。さらにその上にもう一列、今度は繊維の方向が下のもの と直行するように敷き並べ、パピルス事態の粘着力または、その他の物資で接着させて乾燥する。その上から丸い石などでこすって平滑にしたものが書写材のパピルス。英語のPaperの語源であり、ヨーロッパ各国の紙を意味する語源はみなパピルスからきている。 

プトレマイオス王朝は、パピルス の製造販売を王家の独占販売とし莫大な利益を得ていた。

古代エジプトのヒエログリフや、色々な図 柄を描いたパピルスは博物館などにも展示されている。現在では、お土産用に古代の絵やヒエログリフを描いたパピルスが、エジプトの各地で販売されている。 

パピルス以外の植物で作られた偽物も多 く出回っているので注意したい。

カルトゥーシュ

古代王朝時代のファラオの名前、生誕と死等について刻印し書き記した細長い札。ファラオ達の墳墓から発掘された。 刻印はヒエログリフで刻まれており、その王について知る手がかりともなる。

現在では、お土産店等でアクセサリーとして販売されてをり、ペンダントトップ、指輪、イアリング、 キーホルダー等各種。金、銀製品が多い。古代ファラオのようにヒエログリフで自分の名前を刻印で きる。

アンク

英語で「Key Of life」 日本語で「生命の鍵」。古代王朝時代の生命の象徴で、十字の中心がカイロ、十字の下の部分がナイル川(上エジプト)。 上の丸い部分がナイルデルタ(下エジプト)。 十字の交わった右が、シナイ半島(アジア大陸方面)左が西方砂漠方行(アフリカ大陸方面)を表すとも言われている。十字架に似ていることから、キリスト教徒達のシンボルともな った。

カルトゥーシュ同様、ペンダントトップ、指輪、イアリング等各種アクセサリーとして親しまれ ている。 

金、銀製品が多い。

ファティマの手

エジプトだけではなくイスラム諸国ではよく販売されている。人々から慕われた預言者ムハンマドの娘・ファティマの左手。

お守り、魔よけになるという。手のひらの形をしたペンダントトップ・キーホルダーなど。

ガラスの小瓶

もともとガラス工芸は、イスラム圏よりヨーロッパへ伝わりヴェネチアングラス等のもとになった。現 在のエジプトでは、ガラス職人が手つくりで香水、香油を入れるガラスの小瓶を作っている。現地では クリスタルと呼んでいるが正確にはクリスタルではない。これは、パイヤレクスという品物でガラスよりは強度が強い。一般にスークなどで売られている薄くて、手でこするとゴールドが色落ちしてしまうような物は、ガラスソーダ製品。これらのソーダガラス製品は、まとめて購入するとかなり安くなる。しかし、どうせ記念に購入するのならば、パイヤレクスでゴールド使いの多い、細工の細かい物を ・・・ パピルス同 様にあちらこちらで販売されている。

香水・香油

古代クレオパトラの時代から人々は、美容と健康のためと体に香油を塗って香りを楽しんでいたという。

今でいう「癒し」アロマテラピーである。 エジプト産の色々な植物から取れたエキスより、アロマ効果 の高い数々の香りが作られている。 エジプトの香水は天然エキスのみでアルコールの含有がないものがほとんど。

ヨーロッパの有名ブランドの香水もエジプトから輸出されてブランドラベルが貼られているものも多い。自分だけの香りを探してみるのもよい。

各種香辛料

スークには各種香辛料が販売されている。乾燥ハイビスカス・モロヘイヤ・ホワイト・ブラックペッパー・・ サフラン・・・ スークで売られている物はかなり安いですが、埃と一緒に購入することになります。

寄木細工の小箱

一見、日本の箱根の寄木細工もどき。寄木だけではなく、貝殻を埋め込んだりした物もある。小物入れに・・・

本物の寄木でない物もあるので注意。