ペルシア帝国の都ペルセポ

 リス、かつての世界の半分、   イスファハン

 北と西には4,000メートル

 の山々が連なり、

 東部に広大な砂漠が広がる

四季の美しい風景の中で、ペルシア文化、独自のイ

スラム文化を育んで来た~

出かけよう!イスラムの

教えのもと心温かき人々

が平和に暮らすイランへ



ペルシア絨毯


ペルシア絨毯を購入する時

絨毯購入の時には、表を見るのと同時に絨毯の裏側をよく調べてみることが必要である。絨毯の値段は、大きさ、デザイン・色合い、結び目の細かさによって決まる。 結び目のことを「 ノット 」、ぺルシアでは 「 ラジュ 」 という。絨毯の表だけを見ていてもなかなか結び目の状態は解らないが、裏をみて、できれば数枚の絨毯を比較すると結び目の細かさが解りやすい。 また、裏側を手でなでてみてもある程度の結び目の状態がわかる。 そして、絨毯をたたんでみる。たたんでみると絨毯のひずみが解る。 糸の長さが異なるためひずみが出来る。 ほんの少しのひずみも、年月とともに大きくなっていくので注意が必要。 また、たたんでみると縦横のデザインが対象になっているか、中央にくるべきデザインが中央にきているかが調べられる。

色合いについて・・・ あざやかなペルシアブルーは、合成染料を使用している。天然の染色の場合は、色がくすんでいて、染めむらもあ。合成染料を使用している物は、年月がたつとどんどん色落ちしていく。 きれいな、鮮やかな色であればあるほど色落ちは激しいと思う。名前入りの絨毯もあてにはならない。大して有名でもない職人の名前が無造作に入れられている場合も多い。

値引き交渉・・・ 絨毯購入時も全て交渉制で定価はない。 絨毯を(特に裏側)をよくチェックして難点を持ち出して値引き交渉に当たってもよいのではないでしょうか・・・・・・ 「 あなただけは 特別価格 」 などという相手の小細工に惑わされないように、こちらも嘘でもこの際よいので、 「 ○○○店では、同じものがここの半額で売られていた! 」 と言ってみるのもひとつの手・・・・・・ よい物、確かなものを購入するには、目の利く人と一緒に買いに行くのが一番よいのですが、そうばかりもいきません! 絨毯のお店にいざ入っても、ポーカーフェイスで欲しそうな顔は絶対に見せない。 ジュースやチャイが出されることが多いのだがこれらは、お店側が、客をすぐには放さないための手段。 お茶に惑わされる必要はない。 そして、もし2、3日の余裕があるのであれば、初日の来店では購入せず、2回目、3回目に勝負に出る。 そして、心を鬼にして相手が怒るくらいの最低値から交渉をはじめる。 相手も商売なので、損をしてまで売ることはありませんので・・・・・ ペルシア商人はしたたかで、なかなか手ごわい! よく買い物をしてしまった後で、 「 ボラレタ!! 」 となげく日本人観光客も多いのですが、実際プロのペルシア商人に観光客が太刀打ち出来るはずもなく、絨毯購入時には充分注意してかかった方がよいと思われますが、自分がとりあえず納得して購入したのであれば、たとえ後でもっと安い絨毯(同種)のものを他の店で見つけてもボラれた!と、悔しがったり、後悔しないようにして下さい。  それは、 ご自分の商取引の結果なのだから・・・・・・・