ペルシア帝国の都ペルセポ

 リス、かつての世界の半分、   イスファハン

 北と西には4,000メートル

 の山々が連なり、

 東部に広大な砂漠が広がる

四季の美しい風景の中で、ペルシア文化、独自のイ

スラム文化を育んで来た~

出かけよう!イスラムの

教えのもと心温かき人々

が平和に暮らすイランへ



イランの料理


イラン料理の特徴の一つは煮込み料理

羊肉、鶏肉と季節の野菜に季節の果物(果汁)も一緒に時間をかけて煮込んだ料理は、イラン料理の中心。いわゆるシチューであるが、時間をかけてゆっくりと煮込んだ料理は、肉もとろけるように柔らかく、味がしみこんでいて美味。 

ホレシュテ・バーデムジャーン・・トマトとナスのシチュー、ロレト・・ハンバーグのトマトソース煮込み、ホレシュテ・サブズィー・・肉の煮込み、アーブ・グーシュト・・壷の中で煮込んだシチューに野菜やナンを細かくちぎって入れ、それを専用の棒でつぶして混ぜて食べる、スーぺ・ジョウ・・煮込みではないが、イランの代表的な大麦のスープ  など、など、、、

肉の串焼き、ケバブ

羊肉、牛肉、鶏肉、時には魚を串焼きにするケバブは、こんがり焼けた肉の香りが香ばしい。 ジュージェケバブ・・・鶏肉のケバブ、大変一般的、フィーレケバブ・・・牛肉のケバブ。香草とともに食べる など、など、、、 焼いた肉をパン(ナン)のはさんでケバブサンドにして食べたりもする。

パン(ナン)と米

イラン人の主食は、ナンと呼ばれるパンで、厚めのもの(バルバリ)と、薄めのもの(ラヴァーシュ)がある。熱した石の上で焼くのが一般的。稲作も北部(カスピ海沿岸)では盛んでその頃の風景は日本の水田と大変よく似ている。チェロウとは、白いご飯のことでバターやサフランを混ぜたりして、また、ゼレシュクという赤い実をのせたりして、シチューと一緒に食べる。また、ポロウと呼ばれる炊き込みご飯もよく食べられており、ハーブやソラマメを混ぜたポロウのころをバーゲラ・ポロウという。サフランライスのおこげも美味。

一日の食事

朝食は、ナン、ハチミツ、ジャム、バター、ヨーグルト、そして紅茶が一般的。昼食は、今でこそ少なくなってきたが、学校のこども達も、外で働いている人達もうちへ帰り、家族と共にとるのが一般的。その時メインになるのが、煮込み料理とポロウや、またはケバブとチェロウを食べながら、時には生のタマネギを一緒にかじったりもする。イラン人の平和な日常のお昼時である。夜は、比較的軽めに済ませることが多い。ナン、ヨーグルト、卵料理屋や季節の果物を沿え一日の疲れを癒す。この時もチャイ(紅茶)は、欠かせない。